社会人になってから英語を本気で勉強し始めたのは、外資IT転職を意識し始めた30代前半だった。
当時のTOEICは430点。英会話はほぼゼロ。reading もぎりぎり。「外資に転職したい」という気持ちはあったが、英語力だけが不安材料だった。
そこから約1年、スタディサプリENGLISH(スタサプ)をメインに使いながら勉強を続け、855点を取得した。
この記事では、430点から855点に上げた実際の勉強法と、スタサプを1年使った正直な評価を書く。
まず現実を整理する:TOEICと外資転職の関係
外資IT転職において、TOEICは「足切りライン」として機能することが多い。
ぼくが面接を受けた企業では、書類審査の段階で700点以上を条件としているケースが複数あった。800点を超えていると、「英語は問題ない」と判断されて面接で英語力を深掘りされにくくなる。
ただし、TOEICが高くても「話せない」場合は面接で見透かされる。だからTOEICのスコアと、実際の英語運用能力を同時に上げることが重要だ。
430点→855点の勉強ロードマップ
フェーズ1(0〜3ヶ月):基礎固め
スタサプの「TOEIC対策コース」を開始。まずビジネス英語の基礎単語と文法の抜けを潰す作業をした。
この時期にやったこと:
– スタサプの単語コース(毎日30分)
– Part 5・Part 6の文法問題を反復
– シャドーイングを毎日5分から開始
3ヶ月でのスコア:560点(130点UP)
フェーズ2(3〜7ヶ月):リスニング強化
TOEICの壁はリスニングにある。Part 3・Part 4は会話スピードが速く、先読みしないと追いつかない。
この時期にやったこと:
– スタサプのリスニングパートを毎日集中して演習
– 先読み練習(問題文を先に読む速読訓練)
– ポッドキャスト(NHK World)を通勤中に流し聞き
7ヶ月でのスコア:730点(170点UP)
フェーズ3(7〜12ヶ月):仕上げと本番対策
スコアが700点台になると、「あと少し」で足踏みしやすい。ここからは量より質に切り替えた。
この時期にやったこと:
– 公式問題集で本番形式の時間計測演習
– 間違えた問題のパターン分析
– スタサプのビジネス会話コースで発話練習追加
12ヶ月でのスコア:855点(125点UP)
スタサプENGLISHを1年使った正直な評価
良かった点
続けやすい設計になっている
スマホアプリで完結するので、通勤・昼休み・寝る前のすきま時間に使える。毎日の習慣として定着しやすかった。
TOEIC特化コンテンツが整っている
Part別に分かれた演習コース、頻出単語・フレーズのまとめが充実している。市販のTOEIC用参考書と比べて遜色ない。
音声コンテンツの質が高い
リスニング教材のナレーターが本番に近いスピードで話しており、慣れると本番が「ゆっくり聞こえる」感覚になる。
物足りなかった点
スピーキング練習は補助的
TOEICはスピーキングのテストではないので当然だが、「話す力」を上げたい場合は別途練習が必要。
モチベーション管理は自己責任
コーチングなしのプランでは、続けるかどうかは自分次第。3日坊主になりやすい人は有料コーチングプランも検討する価値がある。
スタサプENGLISHの使い方のコツ
毎日「最低15分」のルールを作る
ぼくは「歯磨きしながらリスニング」「電車でアプリ演習」を習慣にした。長時間やろうとするより、毎日少しずつ続ける方が効果が高い。
弱いパートを重点的に攻略する
自分のPartごとのスコア分布を確認して、弱い部分に時間を集中させる。全部均等にやろうとすると時間が足りなくなる。
2ヶ月に1回、本番受験をする
スタサプだけで完結しようとせず、実際に試験を受けて現在地を把握する。本番と普段の演習では緊張感が違い、「本番で崩れる」ことを防ぐためにも定期受験が大事。
外資IT転職を考えるなら800点を目指す
外資IT転職では、最低限700点以上が書類通過の目安になることが多い。
ただし、業務内容によっては英語を日常的に使うポジションもある。そういった企業では面接での英語力確認が厳しくなるため、スコアだけでなく実際の英語運用力も並行して鍛えることが重要だ。
👉 ぼくが外資IT転職で使ったTOEIC800点の勉強詳細記事はこちら
まとめ
TOEIC430点から855点に上げた勉強法のポイント:
- フェーズを3つに分けて目標スコアを段階的に設定する
- スタサプENGLISHはすきま時間活用・TOEIC対策に優秀
- リスニング強化が700点の壁を突破する鍵
- 2ヶ月に1回本番受験して現在地を確認する
- スコアと並行して実際の英語運用力も磨く
社会人がゼロから外資転職するためのTOEICは、正しい方法で1年あれば射程圏内に入る。
ふくパパ|外資ITフルリモートパパ。地方大卒・元年収288万が設計で人生を変えた記録。
