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「外資ITって英語ペラペラじゃないと無理でしょ?」
これ、転職を考えている人から一番よく聞かれる質問です。
結論から言います。英語が苦手でも、外資ITで働けます。
実際、僕はTOEIC430点の状態で国内IT企業に入社し、そこから英語力を上げて外資ITに転職しました。今でも「英語が得意」とは言えません。でも、戦えるレベルにはなった。
この記事では、外資ITで実際に求められる英語力と、苦手なままでも生き残っている僕のリアルをすべて書きます。
この記事はこんな人向け
- 外資ITに興味があるけど、英語力がネックで踏み出せない
- 「外資=ネイティブレベル」だと思い込んでいる
- TOEIC600〜700台で外資に挑戦できるか不安
- 英語が苦手だけど、年収を上げたい
外資ITで実際に使う英語の場面
まず、外資ITで「どんな場面で英語を使うのか」を具体的に説明します。
場面① メール・チャット(毎日)
一番多いのがSlackやメールでのテキストコミュニケーション。
正直、これが一番ラクです。理由は3つ。
- 翻訳ツールが使える(DeepL、Google翻訳)
- 考えてから書ける(リアルタイムじゃない)
- テンプレ的な表現で8割カバーできる
よく使う表現を10パターンくらい覚えておけば、日常業務のチャットはほぼ回せます。
場面② ドキュメント(毎日)
仕様書、レポート、社内Wiki。全部英語です。
でも、技術ドキュメントって実は読みやすい。なぜなら専門用語は世界共通だから。
「API」「deployment」「configuration」——知ってる単語がそのまま出てくる。日常英会話より、むしろ技術英語のほうが入りやすかったりします。
場面③ 会議(週に数回)
ここが一番キツい。
海外メンバーとの会議では、リアルタイムで「聞いて→理解して→話す」をやらないといけない。
僕が最初に苦労したのもここでした。相手の英語が速い、アクセントが違う、話題が突然変わる。最初の半年は冷や汗の連続。
でも、全部の会議で完璧に話す必要はない。
僕が実際にやっていた生存戦略はこれ。
- 事前にアジェンダを読んで予習する
- 自分の担当パートだけは英語で説明できるよう準備
- わからなかったらチャットで「Could you clarify?」と聞く
- 会議後にメモを英語で共有して、認識ズレを防ぐ
場面④ プレゼン(月に数回)
全社会議や海外チームへの報告では、英語でプレゼンすることもあります。
これは意外とやりやすい。なぜなら事前に原稿を準備できるから。
スライドに要点を書いて、スクリプトを暗記に近い形で練習すれば、TOEIC700台でも十分やれます。Q&Aが一番緊張しますが、「Great question. Let me get back to you.」で乗り切れる場面も多いです。
外資ITに必要な「最低限の英語力」
TOEICなら何点必要?
僕の体感を正直に言うと、こんなイメージです。
| TOEICスコア | 外資ITでのリアル |
|---|---|
| 〜500点 | かなりキツい。メール・チャットもストレス |
| 500〜650点 | メール・ドキュメントはなんとか。会議は苦しい |
| 650〜800点 | 業務は回せる。会議も準備すれば対応可能 |
| 800点〜 | スムーズ。議論にも参加できる |
| 900点〜 | ネイティブとの雑談も余裕が出てくる |
入社時の最低ラインは650〜700点くらいが現実的だと思います。
ただし、TOEICのスコアと実務英語力は完全にイコールじゃない。TOEIC900点でも会議で黙ってしまう人もいるし、700点台でもガンガン発言する人もいます。
大事なのは「完璧な英語」じゃなくて、「伝える意志と準備」。
4技能のうち何が最重要?
| 技能 | 重要度 | 理由 |
|---|---|---|
| リーディング | ★★★★★ | ドキュメント・メール・チャットの理解。毎日使う |
| ライティング | ★★★★☆ | メール・チャット・レポート。翻訳ツール併用OK |
| リスニング | ★★★★☆ | 会議で必須。アクセント慣れが重要 |
| スピーキング | ★★★☆☆ | 会議・プレゼン。準備でカバーできる範囲が大きい |
意外かもしれませんが、リーディングが一番重要です。外資ITは文字ベースのコミュニケーションが多いので、読めれば仕事の7割は回せる。
英語が苦手だった僕が外資で生き残れた3つの理由
理由① 技術力でカバーできる
外資ITが求めているのは「英語が得意な人」じゃなくて、「技術で成果を出せる人」。
僕の場合、前職で積んだ技術経験と実績が評価されて転職できました。英語力は「足りないけど、入社後に伸ばせるレベル」でOKだった。
実際、外資ITには英語が母国語じゃないメンバーがたくさんいます。インド、中国、韓国、ドイツ——みんな訛りのある英語で普通に仕事してる。完璧な英語を話す必要なんて、そもそもない。
理由② ツールの進化がすごい
5年前と比べて、英語で仕事するハードルは劇的に下がりました。
- DeepL / Google翻訳: メールやチャットの下書きに使える
- AIアシスタント: 英文メールの添削・生成
- 自動字幕: Zoom・Teamsの会議で英語字幕がリアルタイム表示
- 録画機能: 会議を録画して後から聞き直せる
特にリアルタイム字幕は革命的。聞き取れなくても文字で確認できるので、会議のストレスが一気に減りました。
理由③ 入社後に英語力は自然と伸びる
毎日英語を使う環境に放り込まれると、嫌でも伸びます。
僕の場合、転職後の1年でTOEICスコアは約100点上がりました。特にリスニングの伸びが大きかった。毎日会議で聞いてるので、耳が慣れるんですよね。
「英語力が足りないから転職できない」と思っている人に伝えたいのは、入社がゴールじゃなくて、入社してからが本番だということ。環境が人を育てます。
僕の英語力アップの軌跡
ここで、僕のリアルな英語力の推移を紹介します。
| 時期 | TOEIC | 状態 |
|---|---|---|
| 新卒入社時 | 430点 | 英語アレルギー。会議は聞いてるだけ |
| 2年目 | 550点 | スタディサプリ開始。通勤時間で毎日学習 |
| 4年目 | 650点 | メールは自力で書けるように |
| 6年目 | 730点 | 会議で発言できるようになる |
| 8年目 | 790点 | 海外出張で1人で行動できるレベルに |
| 転職時 | 855点 | 外資ITに転職。まだ自信はなかった |
| 転職1年後 | 推定900点台 | 会議も普通にこなせるように |
ポイントは、一気に上がったわけじゃないということ。3年間、毎日30分〜1時間のスキマ時間学習をコツコツ続けた結果です。
僕が3年間ずっと使い続けた学習ツールについては、こちらの記事で詳しくレビューしています。
[blogcard url=”https://fuku-papa.com/studysapuri-english-review/”]
通勤電車の中でスマホ1つで勉強を続けられたのが、僕にとって一番大きかった。
外資ITの面接で聞かれた英語の質問
転職活動中、面接で英語について聞かれたことも共有します。
実際に聞かれた質問
- 「英語での業務経験はありますか?」
- 「海外チームとのコミュニケーション経験は?」
- 「英語面接」(最終面接が英語だった)
英語面接で意識したこと
- 完璧な文法より、結論→理由→具体例のロジカルな構成
- 技術用語は英語で普段から使っているので、そのまま活用
- 聞き取れなかったら「Could you repeat that?」と正直に聞く
- 録音して練習(自分の英語を客観的に聞く)
面接官も「英語のうまさ」を採点してるわけじゃない。技術力とコミュニケーション力が見たいだけ。
英語が拙くても、ロジカルに技術を説明できれば評価される。これは実体験から断言できます。
英語が苦手な人が外資ITに転職するためのロードマップ
「いつか外資に行きたい」と思っている人向けに、僕なりのロードマップを紹介します。
ステップ1:まずTOEIC650点を目指す(3〜6ヶ月)
いきなり800点を狙わなくていい。まず650点がひとつの壁。
やるべきことはシンプル。
- 毎日30分のリスニング・リーディング学習
- スタディサプリENGLISH TOEIC対策コースがおすすめ
- 通勤時間・昼休みのスキマ時間を活用
[blogcard url=”https://fuku-papa.com/studysapuri-english-review/”]
ステップ2:英語で仕事に触れる(6ヶ月〜)
TOEIC650を超えたら、実践に切り替え。
- 社内の英語ドキュメントを読む習慣をつける
- 英語のテック系YouTubeチャンネルを見る
- 可能なら社内の海外プロジェクトに手を挙げる
ステップ3:転職活動を始める(1年〜)
TOEIC700〜800点台になったら、外資ITへの転職活動を始められる。
- 英語レジュメ(職務経歴書)を作成
- 英語面接の練習(オンライン英会話で模擬面接)
- 外資に強い転職エージェントを活用(IT業界に特化したレバテックキャリア
など)
[blogcard url=”https://fuku-papa.com/gaishi-it-tensyoku-tips/”]
よくある質問(FAQ)
Q. 帰国子女や留学経験者ばかり?
A. 全然そんなことない。僕のチームにも留学経験ゼロの日本人が何人もいます。みんな社会人になってから英語を身につけた人たち。
Q. 英語ができないと昇進できない?
A. ポジションが上がるにつれて、英語の重要度は確かに上がります。でも「英語ができないから評価されない」ということはない。技術力と成果が第一です。英語は徐々に上げればいい。
Q. 年齢制限はある?
A. 僕は30代前半で外資に転職しました。外資は年齢よりスキルと経験で評価するので、30代でも40代でもチャンスはあります。
Q. TOEICのスコアは面接で聞かれる?
A. 聞かれることもあるし、聞かれないこともある。TOEICより実際の「英語面接でのコミュニケーション力」のほうが重要。スコアはあくまで目安です。
まとめ:完璧な英語は必要ない
最後にまとめます。
| ポイント | 詳細 |
|---|---|
| 外資ITに必要な英語力 | TOEIC650〜700点が最低ライン。入社後に伸ばせる |
| 一番使う英語スキル | リーディング(ドキュメント・チャット) |
| 苦手でも生き残れる理由 | 技術力でカバー+ツールの進化+環境が育てる |
| 大事なのは | 完璧な英語じゃなく「伝える意志と準備」 |
英語が苦手だから外資は無理——そう思って諦めるのは、めちゃくちゃもったいない。
僕はTOEIC430点からスタートして、今は外資ITでフルリモート勤務、年収2,000万円超の生活を送っています。
英語は「才能」じゃない。「準備」と「環境」で伸ばせるスキルです。
[blogcard url=”https://fuku-papa.com/toeic-800-study-guide/”]
